真夏の猫との車中泊は危険?安全&快適に過ごす暑さ対策
夏が近づくと「猫と一緒に車中泊で旅行を楽しみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。観光や買い物などで、「少しぐらいなら大丈夫」と思い、真夏の車内に猫を残すのは、熱中症や命の危険が迫ることも。
この記事では、毎年夏にキャンピングカーで猫(るり♀・信玄♂・謙信♂)を連れて旅行をする私が、実体験を交えながら「猫と快適に夏を乗り切る車中泊の暑さ対策」を紹介します。
車内が危険なほど暑くなる理由
真夏の車中泊が危険と言われる最大の理由は、車内温度の急上昇です。
エンジン停止後のわずか30分後、車両の窓を開けた状態でも約40℃となり車内に留まるには厳しい温度になります。特に直射日光が当たる駐車場や、風通しの悪い場所では要注意です。※車内温度はJAF(日本自動車連盟)の実験データを参考にしています。

暑いときは、クーラーの風より日陰がいちばん落ち着くニャ〜
猫と一緒に快適に過ごすための暑さ対策
真夏の車中泊では、「車内の熱をどう逃がすか」「猫が快適に過ごせる環境をどう作るか」 がポイントです。
ここでは、私が実際に取り入れている工夫を紹介します。
ポータブル冷凍庫+冷風機で風をつくる
今夏、我が家で愛用したのが、凍らせたペットボトルを使って冷風を出す冷風機。
ポータブル冷凍庫で水の入ったペットボトルを凍らせて、ぬるくなったらペットボトルを取り替えるだけで、約3時間、ジメジメしない冷風が出ます。
車全体は冷えませんが、出てくる風が心地いいです!
私が使っている冷媒に電気を使わないエコな冷風機。
湿気を出さないドライクーラーVer3はこちら
車載クーラーを使用する

我が家のキャンピングカーは、12Vクーラーを搭載しており、今夏は大活躍しました。
但し、稼働時間が短いため、ポータブル電源やRVパークを利用して、電源を確保しました。

お留守番してても涼しかったニャ〜
車内の空気を逃がす小技
- 網戸付きウインドウで虫を防ぎながら環境
- サンシェードで日光を遮断
- 扇風機を「車外へ出す」方向に一時的に回すと熱がこもりにくい
無理をせず、危険を感じたら中止を
どんなに対策をしても、気温や湿度が高すぎる日があります。
そんなときは**「中止する勇気」も大切**です。
猫の健康は何よりも優先。
暑さのピーク時間(午前11時〜午後3時)は移動や滞在を避けるのがベスト。
夜も湿度が高い日は熱がこもりやすいので注意しましょう。
まとめ ”無理せず・冷やしすぎず” が基本
真夏の車中泊は、工夫次第で猫も人も快適に過ごすことが可能です。
ただし、人が「ちょうどいい」と感じていても、猫にとっては暑すぎることもあります。
そこで大切なのは、
- こまめな温度チェック
- 無理をしないスケジュール
- 「暑い日はやめておこう」と判断できる柔軟さ
です。
猫と一緒の旅は「快適さ」よりも「安心」が第一。
焦らず、季節や天気と相談しながら、猫たちとの車中泊ライフを楽しみましょう。

コメント